宮城の牡蠣は旨い!
宮城県の牡蠣は『森と海が共存する環境』で育っています
三陸地方は、北からの寒流(親潮)と南からの暖流(黒潮)がぶつかる「世界三大漁場」と呼ばれています。三陸地方の一番の特徴は「リアス式海岸」。
三陸を訪れた方はご存知かもしませんが、リアス式の入り組んだ海岸線を見渡すと、周囲を壮大な山々が取り囲んでいます。森林に降り注いだ雨水は長い年月をかけて地中深くに染み込み、入り組んだ海岸線へと流れていきます。そんな「森と海が共存する地形」が、美味しく清潔な牡蠣を育てている大きな要因です。
雨水と海水が混じり合った環境で育つ三陸牡蠣は、他の産地の牡蠣と比べ濃厚でクリーミーな味わいと言われています。
宮城県産かきと広島県産かきの違い
広島県産の牡蠣は、大きい川が瀬戸内海に流れているため栄養が豊富で大きく育ちます。形が平たく、身が大きく、やわらかい肉質であるため、あっさりとしていて加熱用に向いています
一方、宮城県産の牡蠣は潮の流れがよく、栄養豊富な海域で育てられています。そのため、身がプリプリとして濃厚でクリーミィーな味わいが特徴です。
どちらも美味しいです!
かき小屋
宮城県のほぼ中央、仙台市と日本三景・松島の中間に位置する塩竈市。「生マグロ水揚量日本一」に代表される日本有数の港町です。
宮城県は日本でも有名な牡蠣の産地の一つで、太平洋 陸奥湾(むつわん)に面した牡蠣が特に有名です。
牡蠣は、亜鉛・鉄などのミネラルや、ビタミンB1・B2・B12などのビタミン類、タウリンなどのアミノ酸、グリコーゲンなどを豊富に含んでいる食材です。
宮城県産の牡蠣は、潮の流れがよく、栄養豊富な海域で育てられています。そのため、身がプリプリとした食感、コクのある味わいが特徴です。また、牡蠣の中でも特に生食用に適している「岩牡蠣(いわがき)」が有名で、深みのある旨味が味わえます。
宮城県では、牡蠣の養殖や水揚げの歴史が薄れ、日本で初めて牡蠣の養殖が行われた地とされています。そのため、宮城県には多くの牡蠣小屋があり、新鮮な牡蠣を味わうことがまた、牡蠣フェスティバルなどのイベントも開催され、多くの人が訪れています。
牡蠣の驚くべきパワー・栄養
“海のミルク”と呼ばれる栄養価の高いカキ。特に美肌づくりや疲労回復などに不可欠な必須ミネラル”亜鉛”の含有量は、食材の中でピカイチだ。ミネラルはビタミンCと一緒に摂取すると吸収されやすいので、お決まりの”カキ+レモン”は、まさに黄金コンビということ。
そして、亜鉛がたっぷり!ダントツの亜鉛含有量No1!の牡蠣! 亜鉛パワーとは?
■日本人の30%が亜鉛不足!
亜鉛の1日の摂取推奨量は、成人男性で10mg、成人女性で8mg
と言われていますが亜鉛は、ストレスを受けると減少します。
ですので、普段から亜鉛を意識してとることが大事になってきます。
■牡蠣は、医学的に効率よく亜鉛貯金ができる食材!
牡蠣には、なんと!生牡蠣100gで亜鉛は14.5mg入っているので、
1日の推奨量を十分補えます。
吸収されにくい亜鉛の効率の良い吸収率を高めるとりかたは、
牡蠣にレモンをかけて食べることです。
また、カキフライは衣に含まれることで、亜鉛や他の栄養素が逃げづらい
メリットがあります。
また、燻製する事により凝縮もされますので燻製もお勧め。
■亜鉛は、髪や肌など見た目の若さに関係するスーパー栄養素
亜鉛が不足すると、髪が抜けやすく、肌荒れがおこり見た目が老けやすく、
また免疫力が低下すると言われております。
アミノ酸は、亜鉛と融合することで髪の毛に必要なたんぱく質に変わります。
肌に関しては、シミの原因となるメラリン色素を分解してくれる酵素の中に
亜鉛が中心に入っているのでシミを分解してくれます。
ですので、肌にも髪にもなくてはならない栄養素となります。
■免疫力にも関係している?
免疫力を高める亜鉛。免疫力=牡蠣と言われているくらい栄養素がたっぷり。
風邪を引いた後でも亜鉛を摂取すると風邪が早く治りやすくなります。